こだわりの外壁塗装 | 愉くらしリフォームの大功

愉くらしリフォームの大功外壁塗装

外壁塗装・屋根塗装には建物の外観をきれいに保つという目的もありますが、それ以上に大切なこととして、塗装をし直すことで次のメンテナンスまでの長期間、雨や紫外線から建物を守る役割があります。よく聞かれる言葉かもしれませんが、外壁塗装で差が出るのは数年後です。外壁塗装をした直後はきれいに見えますが、塗料選びだけでなく、なによりも施工が悪ければ、せっかく費用をかけてお家をきれいにしても思わぬ不具合が目立ってくることもあります。

外壁塗装はお客様にとって10年～20年に一度の重要なお家のメンテナンス。だからこそ、後悔することのない最高の品質を目指して一棟一棟ていねいに、そしてこだわって施工いたします。そのために愉くらしリフォームの大功では、次のように外壁塗装の施工をおこなっています。

塗装へのこだわり

1．3回塗りではなく、4回塗り

外壁塗装では、一般的に「3回塗り」が基本と言われ、①下塗り⇨②トップコート中塗り⇨③トップコート上塗りの3回の工程で塗装を行います。
対して4回塗りでは、①1回目下塗り⇨②2回目下塗り⇨③トップコート中塗り⇨④トップコート上塗りの4回の工程で塗装を行います。

なぜ4回塗りなのか？

4回塗りにすることで、仕上がりの色・艶が良くなるというのもありますが、塗膜の層間剥離を防ぐ目的があります。

外壁（モルタル）の場合、上塗り材と下塗り材の層間剥離が発生してしまうことがあります。層間剥離が発生した場合、その部分の塗膜は剥がれやすくなってしまい、外壁の耐久性を下げてしまい、劣化が進行する原因にもなります。

下塗りを2回行なうことで、しっかりとした下地を作りトップコートとの密着性を高め、
しっかりとした塗膜を作ることができるので、耐久性を高めることができます。

外壁塗装の流れ

施工前

1．高圧洗浄

高圧洗浄で、堆積した汚れや苔、カビを除去することで、塗料の密着力が大きく変わります。

2．1回目の下塗り

塗膜の密着を高めるために、下塗りを行います。外壁の状態に合わせた下塗り材を塗布します。

3．2回目の下塗り

層間剥離を防ぐために、専用のプライマーを用いて2回目の下塗りを行います。

4．中塗り

塗膜の厚みをつけるために中塗りを行います。一度に厚塗りをすると、塗膜割れの原因になってしまいます。

5．上塗り

塗膜の厚みがついたら仕上げです。
塗り残しが無いようにていねいに仕上げます。

6．シーリング撤去打ち替え

既存のシーリング材をすべて撤去後に新しいシーリング材を充填します。

施工完了

2．シーリングの工事について

シーリングとは、外壁のサイディングパネルとパネルの隙間を埋めているゴムのような素材です。シーリングは劣化すると、切れたりヒビが入り、サイディングパネルの内側に雨水が入ってしまい、放置すると雨漏りの原因にもなってしまうので、外壁塗装の際に行なう重要な工事です。

シーリングには「増し打ち」と「撤去打ち替え」があります。それぞれの違いは以下の通りです。

	方法	メリット	デメリット
撤去打ち替え	既存のシーリングをすべて撤去してから新しいシーリング材を充填	・新しいシーリング材になるので、耐久性が良くなる（次回塗装まで大丈夫）	・増し打ちよりコストがかかる・撤去する必要があるので工期がかかる
増し打ち	既存の劣化したリーシングの上から新たにシーリング材を充填する	・コストを安く抑えられるので、見積もり金額を低くすることができる・撤去する必要がない分、施工を早く進めることができる	・数年後、既存シーリングより増し打ちした新しいシーリングのほうがボロボロになる

愉くらしリフォームでは撤去打ち替えを推奨します

塗装業者によっては増し打ちで対応する業者もいますが、愉くらしリフォームでは打ち増しはおすすめしていません。なぜなら、外壁塗装をする頃には古いシーリングも相当に劣化しているため、既存のシーリングの上に新しいシーリングを充填しても、数年後にはボロボロになって剥がれてしまうからです。

外壁塗装のサイクルは10年～20年。
塗装をする頃には、シーリングも相当劣化していいますので、全撤去して打ち替えることを推奨しています。

シーリングの工事は後打ち工法で

工法	先打ち工法	後打ち工法（メーカー推奨工法）
方法	高圧洗浄後、1回目の下塗りの前に施工	上塗り終了後、塗装工事が終わった後に施工
メリット	●シーリング材の上を塗膜が保護するため寿命が延びる	●シーリング材上の塗膜割れが起こらないので美観的問題が起こらない
重要ポイント	▲シーリング材と塗膜で柔らかさが異なるため、塗膜割れ発生の可能性が高い ▲相性によっては接着性が悪く塗膜の剥がれにつながる	◎高耐候塗料と同じメンテナンスサイクルを実現できる

シーリング工事の流れ

施工前

1．剥がす

新しいシーリングを施工するために、全部キレイに剥がします。

2．プライマー処理

剥がし終えたらプライマーを塗布し、シーリング材との密着力を高めます。

3．シーリング材充填

プライマーが乾いたらシーリング材を空気が入らないように充填します。

4．ならす

シーリング材を均一にするためにヘラでならします。

施工完了

ワンポイント

3．附帯部分の塗装について

附帯部分とは、雨樋・破風板・幕板といった屋根外壁以外に塗装する箇所のことを言います。附帯部分は屋根外壁と比べて劣化のスピードが早いので、下処理と下塗りを重要視するとともに、使用する材料の耐候性合わせもとても大切です。

仕上がりを決める下処理

付帯部分の塗装の際には、屋根外壁塗装の工程にはない「ケレン処理」という作業があります。
ケレン処理とは附帯部を紙やすりで研磨して古い塗膜やサビを削り、表面を滑らかにした後で、塗料用シンナーで拭き上げ脱脂を行います。この作業をていねいに行えば行なうほど、下塗り材の密着力が高まり、仕上がりと耐久性に差が出るので、とても大切な工程です。